当院のインプラントは「医師の実績・スキル」「院内設備」「メンテナンス」の3つの点のバランスがしっかりしているので 円滑で優良なインプラント治療をご提供することが可能です。
お口の中の状態を正確に把握するため、各種検査を行います。
パノラマX線・デンタルX線・歯科用CTスキャン・口腔内写真撮影、お口の模型の採取などの資料取りを行います。
またインプラントの成功率は、インプラント単独ではなく周囲の天然歯の影響をうけるので、その周囲の天然歯の状況をしっかりと調べる必要があります。
資料を元に治療計画を作成し、複数のプランを提案させていただきます。具体的な治療費のお見積りをし、 患者様に詳細な説明をした後、確定的な治療に入っていきます。通常治療計画の変更を余儀なくされる場合もありますが、 最初のお見積もりの金額を超えることはありません。
インプラント埋入の準備期間で、非常に重要な期間です。むし歯の治療や保存不可能な歯の抜歯、歯周病治療、噛み合わせ診断などを 行います。特にインプラントの予後は歯周病に大きく左右されるので、歯周病の初期治療は欠かすことができません。
初期治療終了後、インプラントを顎の骨に埋入します。
【手術室】
衛生的な環境で手術を行うことが非常に重要です。そのため当クリニックでは、右のような手術室により、 通常診療とはセパレートした場所でインプラント手術を行います。また近年手術中の顕微鏡<マイクロスコープ>(写真参照)を 使用することにより、従来では考えられない精度でインプラント手術を行うことが可能になりました。
【手術のイメージ】
手術後、インプラントには保護用キャップを付けて、周囲組織の治癒と安定を待ちます。 歯がない部位に対して仮の歯が必要な場合は様々な方法をとり仮歯を装着します。
【手術前と手術後】
手術部位の消毒を術後に行い、術後1週間から10日後に抜糸を行います。その後、術部の歯磨きをスタートするため、 お手入れの方法を衛生士が丁寧にお教えします。
手術後2~3週間ほどで歯肉の粘膜が落ち着いてきます。これは患者様により個人差がありますが、治癒状態に適した清掃方法を 指導しながら歯肉が完全に治癒するまで経過を1週間ごと診ていきます。
手術後インプラント周囲に盛り上がった歯肉を必要があれば整形します。状況によりインプラントの頭を出した状態で手術を行えば、 歯肉の整形が必要ない場合も多くあります。特に前歯部など審美的な要求が高い部位においては、歯肉整形は必ず必要となります。 この歯肉整形を行いながらいよいよインプラント上に歯を作っていきます。
インプラントに印象用キャップをつけてシリコン印象材で型をとり、インプラントに最適化されたパーツを取り付け、ラボ(技工所)で製作された仮歯(プロビジョナル)を装着します。
はじめはレジンの仮歯を、そして歯肉の形が整ったらセラミックの歯を装着します。オールセラミッククラウンは、近年では CAD/CAMを利用しコンピュータで作製します。こちらの写真は当院で行われた症例ですがすばらしい審美性が獲得されています。